Dr女狐さんの映画レビュー・感想・評価

Dr女狐

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チャイム(2024年製作の映画)

4.0

突如いつもと違う日常が流れ込むことによって全てが書き換えられてしまう。その価値観が揺らいで人間としての理性や倫理観なんてものの儚さがよくわかる映画だった。

色んな考察あるんだろうな〜。

シングルマン(2009年製作の映画)

3.7

なんかこう、日本のパッケージにすると同性愛を否定されがちだよね。

シングルマンとか主人公は全くのゲイで、そのアイデンティティに悩んでいるのにさ。

マンハッタン(1979年製作の映画)

3.5

ウッディ・アレンのダメなところと良いところが詰まってたなぁ。

インテリだけど偏屈でだけど、憎めずちょっと好きかも。

しかしねぇ。やはり感情移入できる人物像は出てこない。不倫相手の女の人が唯一、少し
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アムステルダム(2022年製作の映画)

3.5

サスペンスと思いきや、あまりそういう訳でもなく…でも映像とキャストは大好き。

アウトフィット(2022年製作の映画)

4.6

いや、本当に面白い。会話劇で場面転換もなくこんなに面白いのは凄すぎる。

イミテーションゲームの脚本家の方が監督とわかり納得。あまりにも面白すぎる脚本。みんなみて。

何言ってもネタバレになりそうだか
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.5

久しぶりに鑑賞。
レオの悲しそうな目をみると本当に心がギュッってなる。。。

ホワイトカラーも好きだしキャッチミーイフユーキャンも好き。スピルバーグとジョン・ウィリアムズという安定したコンビにトム・ハ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.7

彼の映画がとても好き。

色使いもだし喜劇のような進み方なのに底には生きる喜びと凄惨な死があって、友情や愛情がある。

小さな映画の世界にげんじつのわたしたちの大きな世界がピッタリと収まる。

これは
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

4.0

これはもはや映画を超えた何か。
演劇、小説、映画、全ての要素がありながら、何層にも重なるシナリオがあまりにも難解。正直、合わない人の気持ちも分かる。

けど、めっちゃ好き。戦場カメラマンと女優っていう
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

5.0

本物の不朽の名作

全てのシーンが愛おしい。本当に大好き。めちゃくちゃ早いテンポとあまりに巧みなカメラワーク。小さい頃に見れてよかったし、子供ができたとしたら絶対みせたい。

アンチャーテッド(2022年製作の映画)

3.3

まぁまぁ面白い。
トムホの身体能力が凄い、お酒好きな設定なのがなんか大人な役って感じがした。トムホくんはあまりにも童顔でなんかキザな男というより、クソガキ感があった笑笑

原作のゲームが好きだからネイ
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

4.6

小説と映画と演劇、どの要素も持ちつつ圧倒的脚本とカメラワークでウェス・アンダーソンワールドへと誘ってくれる。

カンバーバッチとの相性もバッチリ。カンバーバッチは利口だけど少し面白い男というのがハマり
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島(2005年製作の映画)

3.5

ワンピースではないけど、細田守の中ではだいぶ好きな作品だった。

細田さんにもっともっとこのぐらい暗くて怖い話作って欲しい。

ワンピースのキャラクターを使った違う世界線のルフィたちという感じ?

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ好きな映画。イヤホンでノリノリになりながら街を歩き出しちゃう。

所長が好きなので後半はちょっと嫌い。でも、1番最後のシーンは大好き。

デボラ可愛い。

スレンダーマン 奴を見たら、終わり(2018年製作の映画)

2.7

本当にまぁまぁ怖い。
あと、やはり最後に報われない系はちょっぴり苦手

インシディアス 序章(2015年製作の映画)

3.0

親子の話に感動した。怖くはなかった。
結局、何だったんだろう。

お父さんが良い人すぎて羨ましかった。

インシディアス 最後の鍵(2018年製作の映画)

3.6

結構怖いし面白かった。
あのトランクの死体はどうなったんだろう。

ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

最後の展開が本当に強烈だった。
これぞ、どんでん返し映画と言われるべき作品。

性暴力にあった本人もそうだが、家族でさへも深い悲しみの連鎖に陥ることがある。そして、それはどの時代もそうだと言える、
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ある画家の数奇な運命(2018年製作の映画)

4.4

調度、授業でリヒターの事を勉強した後だったのですんなりと飲み込めたし当時の社会状況や彼の目でどんなものを見てどのように大成したのかということを記した映画。しかし、全てが史実では無い事もたしか。

それ
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エノーラ・ホームズの事件簿2(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

史実の運動を元にしながらもシャーロックホームズの世界観を取り入れた斬新な作り。18世紀の産業革命やフェミニズムの台頭を体感しながら進む2時間半はドタバタな有り得なさもありながら不条理な所はきっとさらに>>続きを読む

世界の涯ての鼓動(2017年製作の映画)

3.5

映像がとにかく綺麗。マカヴォイがあまりに美しい、が、突然視線があって次のシーンではセックス。映画あるあるだけど、恋愛ってそういうもん?それとも何かもっと示唆的なものだったのかな。

ちょっとまだ子供す
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

4.0

すごい良かった。

女性らしさや男性らしさ、だけではなくて自分らしさ。
他の女性たちも強さや強かさを持って美しさを追求していてカッコよかった。

流行に捕われると本質が見えなくなるって台詞はとてもフラ
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アントマン&ワスプ:クアントマニア(2023年製作の映画)

3.7

普通に面白かった。
やはり家族中心でどんなに成功してもスコットは失敗した人生だったという後悔と娘が一番の自分の成功でそれは変わらず、娘がいるから大義を果たせるスコット。そこが1番ヒーローっぽくなくてカ
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.5

インセプションより面白い。
健康的なエロと日常の中の薄暗いエロを両立していてそんな映画久しぶりにみた。

他の今敏作品あんまり好きじゃないかもって思ってたけど、これはめっちゃ良いなと思った。ミーハーか
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

好きなタイプの青春物語だった。
けれど、やはり70年代の作品だけあって倫理観は合わないかも。レイプやゲイ差別の描写にはオエッとなった部分も。それも含めて、ブルックリンという都会と田舎の狭間の治安が悪い
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スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

1.8

見直したけど、やっぱり無理。
9も見直したけど、劇場で見たのがピークでそこから評価は落ちる一方。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.6

感想書きたいけど難しい。
なんだろう、問題提起としてはめちゃくちゃ色々なところで考察されみんな知ってはいると思う。でもこの映画はそんなふうにしたり顔の人々を突き落とすための映画だと思う。
なにか難しい
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

4.6

あまりに、自分の人生のようで恐ろしかった。でも、楽しそう。
マッツかっこいい。好き。

RRR(2022年製作の映画)

4.0

ナートゥばかり取り上げられてるが、意外と政治的にも根深い話で様々な意図の含まれた映画。手放しに面白かったーとはならないと思うので歴史も踏まえ鑑賞するべきだったなと、ちょっと反省。これから勉強してもっと>>続きを読む

プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

これにこの評価⁉️って思うかもしれないが、、、
ユアン・マクレガー大好きなのと、くまのプーさん大好きなのと…プーのなんでもない事をしよう、って言葉と、見えたものをいうゲームの下りがあまりにも好きすぎて
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ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.0

自分の中での大問題作。
芸術を志しているからこそ、かなり際どい笑いと緊張感だった。

出てきている作品の元ネタもしっかり抑えたいし、考察をしたい。

きっとまた今度加筆するだろな。