ザック・シュナイダー監督がリブートさせた“スーパーマン”に“バットマン”を加えたアメコミヒーロー2大巨頭のマッチアップとワンダーウーマンのサプライズ登場が前作『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』（'16）でした。その３人に加えてアクアマンとフラッシュ、サイボーグを集結させたのが本作です。DCEUシリーズ3弾目。4弾目？5弾目でしたね。
悪役ステッペンウルフが強すぎてなんでもありな感じがちょっと馴染めなかったかもです。強すぎるとハラハラが薄れてしまうからでしょうか。バトルシーンでは迫力とスピード感が存分に味わえるのだけど、これが長く続くと逆に退屈に感じてしまう。
そういった意味ではこのDCEUシリーズ2作目（B vs S）の悪役、ジェシー・アイゼンバーグ演じる社長のほうが憎々しくてムカムカしてしまう分だけ存在感がバリバリだったかな。本作にはそれがないだけで全体が薄味になってしまったような気がします。
『マン・オブ・スティール』（'13）から始まったシリーズを総称してDCEU（DCエクステンデッド・ユニバース）って呼ぶのだそう。最近ようやく理解しました。
