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アンニュイ~倦怠の季節~のその他のレビュー・感想・評価

アンニュイ~倦怠の季節~(2012年製作の映画)
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主人公に共感できるかできないかではっきり評価が分かれる映画だと感じた
共感できなければこの映画が何を言いたいのかさっぱりだと思う

思うにコンフルエント・ラブによる苦しみの物語だった
ディノにとって愛情はセクシュアリティに直結せず、情念だけで妻と繋がることが理想の形だった にも関わらず現実には決してそう上手くいかない悲しみ
もしディノがバタイユの『エロティシズム』を読んでいればとふと考えた
パッとした映画ではないけれど、なぜかとても印象的な映画だった
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