がんがん

アバター:ウェイ・オブ・ウォーターのがんがんのレビュー・感想・評価

4.0
アバター1リマスターから仕様が変わったので、IMAX大好きおじさんとしては、もうどれで観るのが正解かわかりません…


ドルビーシネマ
→48fps、HDR、ドルビーアトモス、4K、全編ビスタサイズ、劇場によりシネスコ?

IMAXレーザー
→48fps、12.1ch、4K、全編1.90:1サイズ?

IMAXレーザーGT
→48fps、12.1ch、2K、1.85:1サイズの額縁上映?

IMAXデジタル
→24fps、5.1ch、2K、全編1.90:1サイズ?
TOHOシネマズのIMAXデジタルは48fps対応あり

イオンシネマ
→48fps(HFR対応スクリーンのみ)


公式が全然情報を出してくれないのでネットで漁りまくった仕様一覧です。IMAXは全て2Kという話もあるので真偽の程は不明なのであくまでご参考程度に。公式はもっとスペックを発表しろい。ちゃんとハイフレームレートを宣伝しろい。(しっかりしろォ!!流れは自分たちで持ってくるもんだろがよ!!)

IMAXレーザーGTがアバター1リマスターの時は24fpsだったのが、アバター2では48fpsにアップグレードしてきたのでかなり迷いましたが、どうやら4Kではなく2Kらしいとのことで…ドルシネ鑑賞にしました。恐らくこれが最適解だったはず…


リマスターに続き本作の真骨頂であるハイフレームレート上映ですが、ものすごくわかりやすく言うと呪術廻戦における禪院家の術式「投射呪法」です(わかりづらい!)

禪院直毘人や禪院直哉が使った術式で、1秒間を24コマに分割して動きをトレースするというもの。これが標準的な映画のコマ数で24fps。

アバター2はシーンごとに滑らかに倍のコマ数である48fpsを混ぜてるので良い感じにヌルヌルの映像を楽しめるというもの。アクションシーンや水中シーンが48fpsと言われてましたが、結構カットごとで切り替わってました。体感7割はハイフレームレートだったような気がします。

ちなみに「ジェミニマン」は驚異の120fpsでしたが、日本全国どこにもこのポテンシャルを活かせる映画館は無かったので60fpsどまりのドルシネが最適解でした。あれも公式が全然宣伝しなかったのでハイフレームレート上映があったことすら知らない人が多かったはず…



20世紀フォックスのロゴからもういきなりヌルヌル映像でたまりませんでした。

飛空シーンの滑らかさ、宇宙空間の底なしの暗黒、水中シーンの鮮やかさ、日食からの完全暗転、漆黒の闇の中で光輝くオブジェクトたち。水面の反射とかやばすぎて鳥肌立ちました。HDRがかなり効いていて、やはりドルシネしか勝たん。IMAXレーザーでも正解のはずですが、ドルシネの発色の良さと黒の強みはかなり大きい。

ストーリーは基本ザ・洋画ですが、戦争による移民をテーマにしたのは良かったです。戦争論、人種差別、孤児、死生観、侵略、文化盗用、そして家族論。至高の映像表現と普遍的で誰もが楽しめる主題。さすがの大型エンタメ作品でした。

ラストで唐突なタイタニックからのナウシカはちょっとジワりました。




192分尿意との戦いに耐えられるか心配だったので大福を食べてから行きました。朝起きてほぼ飲み物を飲まず。鑑賞中も一滴も水分を取らず。これで余裕の勝利でした。

大福が胃の中で吸水ポリマー的働きをして、身体中の水分を全部吸収してくれたようです。
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