「インフィニティ・ウォー」でかなりの活躍をし、「エンドゲーム」でもキーマンになっていたんでどんなもんかと観てみました。
ん〜、正直自分の口には合わなかったかなぁ。
映像は素晴らしいんですよ。
建物や地形がエッシャーのパズルやフラクタル図形のように展開していく迫力あるシーンは、皆さんのお書きになっている通り「インセプション」さながら。
でかいスクリーンで観たらもっと凄いんだろうなぁ。
ミラー次元とアストラル界と言う東洋的なスピリチュアル思想もいいし、衣装とか魔術で作られた剣や盾もカッコいいし、医者で魔術師と言う設定も好き。
アベンジャーズに関連ありますよ〜って振りがアチコチにあるのもニヤリ。
でもなぁ主人公がマスターになるまでの道のりは何かトントン拍子に行きすぎて「え、もうそんなに達人になったの!?」って感じだし、ラスボスから最後のオチにかけてもアッサリというか急に雑になったというか、無理矢理ゴールまで運んだというか…。
総じて言うと“雰囲気だけの映画”と言う印象ですかね。
もったいないなぁ。
しかし東京もそうだけど、NYもやたら悪の標的になるし、復興もメチャクチャ早いのね(笑)