みーちゃん

アナベル 死霊館の人形のみーちゃんのレビュー・感想・評価

アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)
2.9
あの事件に巻き込まれたのは気の毒だけど、そもそもジョンとミアのカップルが、二人揃って人間的に、いけ好かない。

◇ラストに触れます◇


エブリンの行為が自己犠牲だなんて思いたくないから、彼女は死ぬ場所と理由を探していて、そのきっかけを与えてしまったのだと考えることにした。

あれだと事故か自殺に見えるけど、ちゃんと警察に真実を話したのかな?言っても信じてもらえないだろうし、色々面倒で仕事にも支障があるし、もう関わりたくないから、また神父にだけ打ち明けて赦しを求めたような気がする。

しかも事件の前後で、あの夫婦の内面に変化はなく、しばらく経ったらすっかり元の生活に戻ってそう。ますます嫌いだわ。

そんな、今回の主人公がどんな人物かはさほど重要ではなく、思い入れを持つ必要もないんだよ、ってところが、長い物語のただの通過点という感じを際立たせていると思う。