諒

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)の諒のレビュー・感想・評価

3.5
『バードマン』という映画シリーズが立て続けにヒット。
しかし、それも過去の栄光で今は見る目もなく落ちぶれている俳優のリーガン。
このままで終わりたくないとブロードウェイ進出を考える。
自分で脚本、主演を務めるものの、この劇を始めた事によって自分の抱えている心の問題と向き合う事になる。

第87回アカデミー賞作品賞受賞。

過去の栄光がいつまでもまとわりついてくる苦しさ。
特別な人間になりたくてもがく苦しさ。
成功してしまった事がある意味、不幸だったのではないかと思える程だった。
特殊な能力があると思う事で、ある程度は昇華していたのではないだろうか。
でも、本当に願う事はそんな事で昇華出来なかったんだろうなぁ。
ドラムの音が始終うるさく、ドラムの音によって集中出来なかった。
ドラムの音がなかったら、もっと面白く感じたと思う。
諒