トトCINEMAライフ

はじまりのうたのトトCINEMAライフのレビュー・感想・評価

はじまりのうた(2013年製作の映画)
3.8
キーラ・ナイトレイ主演、マーク・ラファロ共演それでも最初は13館でしか上映されなかった本作が口コミで徐々に大ヒット。
音楽が真ん中にある物語。キーラ・ナイトレイは演技派や幅が広いとは思った事はなく、その役柄やキャラクターは似たような感じのものが多く、特に「ハッキリした姿勢、物言いの女性キャラ」が多かった。久しぶりに彼女を見たが歌を唄い、時に切なさも出るが基本的には同じ…ただ、作品全体が「目指す音楽作り」に掛けてるので、楽しい雰囲気に溢れていてみんな笑顔が多かった。その時には、落ち目のマーク・ラファロもノリノリで引き込まれ最後まで良い感じ。
別居中のマーク・ラファロと娘との関係は、私も同じ境遇の娘が居るのでグッと胸にくるシーンも多かった。

唯一の難点はどうしても苦手な俳優(女性)の三本の指に入るキャサリン・キーナーがマーク・ラファロの妻役だった事。…元々、雰囲気が好きではないのもあるが、バイプレーヤーとして良く出てるが殆どミスキャストだと感じてきたからだ「ゲットアウト」以外は。