科学者の自惚れで宇宙の始まりであるビッグバンを再現する実験を行うが失敗。その失敗でブラックホールが生み出され、地球の重力や磁場に影響が出始め衛星が墜落するなど異変が起き始める。色々な人物が事件に絡み合う様子を描いたオーストリアとドイツ合作のパニック巨編。
これはTV映画なのかなんなのか良く分からない。CGは割りと良く出来ていますが、それでも低予算でチープなのは観ていて良く分かる。冒頭すぐ事が起きてテンポが良いと思いきやその後はダラダラと話が展開される。中盤はブラックホールだの粒子加速機などは存在感がない。色々な人物の視点で災害というか人災を多方面から映すと言うのは分かりますが、正直要らないエピソードが多いです。
地球滅亡の危機なのにドイツとスイスで局地的に起きている感じ。登場人物にも危機感が乏しいしパニック感があまり感じられませんね。登場人物もほぼ魅力が無い人達ばかり。特に娘とパソコンオタクのクソガキと博士にはイライラさせられる(# ゜Д゜)
最後はパニック映画お決まりのこの困難に人類が団結して立ち向かおうというベタな演出と人間愛満載のベタな展開。まあキライじゃないですけどね。特に目立つ物は無いですが、それなりには観れた映画でした。
