「うわぁ。アートの名のもとのつまらんやつやん!!」って言い切れないのも事実。
メキシコに住む白人家族に訪れるなんやかんや。
冒頭。牛や犬と戯れる少女のシーンから開幕するが、これがなかなか「おおっ。何気ないのに魅せるやん」って具合の映像から入るから悪質というかうまいというか。
ストーリーがことこまかに説明されない上、時系列が飛ぶ。
だからといってまったく難解、意味不明でないのが悪質というかうまいというか。
一生懸命意味を理解しようと画面に映るものを解釈しようとすることが少しおもしろくもあり、悪質というかうまいというか。
カンヌで監督賞受賞が悪質というかうまいというか。
芸術映画につきものの性器描写はもれなくです。