のこ

ジョン・ウィックののこのレビュー・感想・評価

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)
4.0
キアヌ・リーブス主演のアクションスリラー映画。主人公のジョン・ウィックは引退した殺し屋。最愛の妻・ヘレンと暮らしていたが、亡くなってしまう。途方に暮れる中、妻から最後の贈り物として届いたのが子犬・デイジーだった。

しかしある日、ガソリンスタンドで男たちに絡まれ、愛車のフォード「マスタング BOSS429」に目をつけられる。その後、男たちの奇襲にあい、マスタングとともに愛犬の命まで奪われてしまう。妻からの最後の贈り物と愛車のため復讐に燃えるジョン・ウィック。そして殺し屋を再開するのであった。

作品を見て感じたのは、泥臭さとスマートさ。スーツを身にまとい、バーボンをたしなむ一方、敵に向かって車で突撃したり、素手で殴り合ったり。緩急のあるシーンに目が離せなかった。しかも何のためらいもなくヘッドショットを連発する殺し方は爽快。

隠語として死体の後処理を"ディナー"と呼ぶところは、海外らしい気品あふれる言い回しだと思った。
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