鍋レモン

ジェーンの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ジェーン(2014年製作の映画)
3.2
⚪概要とあらすじ
『ブラック・スワン』や『マイティ・ソー』シリーズなどのナタリー・ポートマンが、製作と主演を務めたウエスタン。

ニューメキシコで夫のハム(ノア・エメリッヒ)と娘の三人で平穏な日々を過ごしていたジェーン(ナタリー・ポートマン)だったが、ハムが悪名をとどろかせているビショップ一家を率いるジョン・ビショップ(ユアン・マクレガー)に撃たれてしまう。重傷を負って苦しむ夫と娘を守る決意をしたジェーンは、以前付き合っていた南北戦争の英雄でもあるダン(ジョエル・エドガートン)に助けを請う。久々の対面を果たしたのを機に過去を思い返す二人。そして、ビショップ一家との対決が近づいていた...。

⚪セリフ
「あの日から人生は耐えるものになった 悲しみと共に」

⚪感想
西部劇的な映画は苦手なものが多かったりするけど、この作品は脚本がしっかりしていて面白かった。

夫に怪我をさせた男にただ復讐する物語かと思いきや、挑む女性、怪我をした夫、手助けをする男性、追う男性とそれぞれ過去に根深いものがあり、それがわかった時が良かった。
戦争行っている間に乗り換えたって訳でもないくだりは重くて辛かった。

強い女性が出てくる映画好きだから、ナタリー・ポートマン演じるジェーンが最高だった。気丈に振る舞っているけれど割と脆かったり、悲しみで泣き叫ぶところとか心が痛くなる。
ふわふわだけどスタイリッシュな衣装が可愛かった。ああいう服着てみたい。

序盤はジョエル・エドガートン演じる元恋人のダンがとにかく可哀想で報われてくれと思ったけど、なんだかんだでいい感じにまとまったと思う。

ユアン・マクレガー演じるビショップはザ・悪役という感じで酷いことをしているシーンは特にないんだけどなんかムカつくからジェーンとダンに早く撃たれろ!!って思った。

銃撃シーンはほとんどが暗闇で何が起きてるか分かんなかったところが多かった。

複雑な人間関係にメンタルがやられるけれど良作。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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