リラリオ

サバイビング・モロッコのリラリオのレビュー・感想・評価

サバイビング・モロッコ(2011年製作の映画)
3.8
学校行かねぇ、働かねぇ、どうしようもねぇ三人のチンピラ、マリク、アラール、スフィアン。引ったくりを繰り返し、酒を飲みろくでもねぇ生活を送る。マリクはコーラ回し飲みキッカケに売春婦のドゥニアに恋をしてしまう。

マリク姉は嫁あり男と交際中→職場から製品(ワッペンなんだかよくわからない刺繍がしてある物)をブラや腹に隠し盗み家に持ち帰る→父2(母の再婚相手)おめェ売ってこい!→マリク売りに行く→高値で売れるが金渡さず…悪友と酒飲み女買い豪遊→姉不倫男の元へ→父2金の支払いがないのを心配(使っちゃたんだけどね)→母妹が家に訪ねてくる→姉は母妹の家に行くと嘘ぶっこいて出かけたため、父大騒ぎ!さあ、大変!→そのころ姉、男の車で泣いとる…

ドゥアニが逮捕され助けたいマリク。家に帰って来た姉に怒り心頭、大暴れの父2。このままだとやべぇよ!殺されちゃうよ!なんとかしてくれよな母妹に「いつもの事っしょ!大丈夫」とマリク。出かける(ドゥアニに差し入れしに警察署)
帰宅すると様子がおかしい…母、あの人じゃない、自分で首吊ったの!姉死す…マリク、怒りのパンチを父2に食らわす。

マリク、一石二鳥!復讐&救出大作戦…あのパン屋(父2のこと)裏では麻薬取引きして子供にも売ってまっせぇ~、僕の父死んでから手を出し始めました。子供に麻薬売るなんて許せないんです!警察にチクる→家宅捜査→小麦粉袋からヤク発見(マリクが仕込んだ)→父2、逮捕~!そしてタレ込みの報酬はドゥアニの釈放。
この嘘タレ込みにより、警部に気に入られるマリク。警部の犬として雇われる。

ドゥアニはへそ出しルックでシャバに出る。
マリクとドゥアニ、ラブラブ生活。
スフィアンは引ったくり失敗→学生集団にボコボコにされ瀕死状態、木に吊るされる→アラーは偉大なり~!の集団に助けられ改心、イスラム教にどっぷり浸かる。
アラールは良からぬ計画を立てマリクを誘う。ドゥアニ「犬活の方がいいべ」と反対する。
計画は宝石店強盗、それを資金源に麻薬を仕入れ売りさばくという流れ。
マリクの電話鳴る。犬だけに着信音はワンワン犬の鳴き声…スフィアンは分け前はいらないから店主は任せろ、そいつはイスラムを裏切ったキリスト教だ!
2人は「はあっ?急に熱心な信者になって80のじいさん殺すの?」殺しは却下される。しかし、スフィアン、裏切り者キリスト信者を処刑することで頭がいっぱい…

色ボケマリクは犬活業サボり、警部おかんむり。あの女、ムショに戻すからな!3日やるから情報仕入れろ!ピンチ~なマリク。
アラールと浜辺でゴロゴロ喧嘩し、ドゥアニにはDV、アラールはドゥアニをレイプ…なんだかもう滅茶苦茶です…怒り狂ったマリクは警部にアラールの計画を伝え…最後は悲劇です…マリク絶望…

頭悪いのに欲張るから…自業自得だっちゅうの!
女、悪っ(笑)あんなにイチャコラしてたのに…やりますな~
女に毒されたアホな男の悲惨な末路…花も折らず実も取らず…です(笑)面白かったッス!
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