権威や伝統に無頓着な天才モーツァルトの才能に気がついてしまったサリエリは、危機感と嫉妬を感じながらどうしても惹かれてしまう。このことがフランス革命直前の時代と重ねられた傑作。
モーツァルトの圧倒的な才能の前に十字架を捨てたサリエリ。神や信仰の時代から近代へ移行する時代と符合させています。
傑作映画なのは間違いないと思いますが、クラシックの素養ゼロの愛知県民としては、いきなり「あっ!宝石の八神だがや!」という超勝手なマイナスポイントがあって、見てから時間が経てば経つほどその感想のみが残る気がします。作り手には責任はありません。
中古DVDを購入してみたのですが、A面B面の両面ディスクが懐かしいのはいいとして、デフォルトの音声設定がサントラ再生字幕無しになってるのが謎すぎです。セリフの無い映画なのかと思ってしばらく見続けてしまった…。