ヒデ

ミニオンズのヒデのネタバレレビュー・内容・結末

ミニオンズ(2015年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「ミニオンズは人類の遥か昔より存在した。彼らの生きる目的は一つ。最凶のボスに仕えること」

1968年のNYを舞台に、最凶最悪のボスを探す3人のミニオンズたちの冒険を描くお話。

最凶のボスにとにかく仕えたいという設定が秀逸。これまでの歴史でもTレックスに仕えたりナポレオンに仕えたり、生きるために全力で可愛い。その時々のボスを喜ばせようと全力を尽くすミニオンズたちの健気さと滑稽さが良かった。あとさりげなく日本とかアビーロードが出てくるのも好き。

空中爆破したケビンがどうやって助かったのかはマジで謎だが、ラストもスッキリ終われる感じでナイス。エンドロール後のショートコントっぽいのも良かった。


以下、セリフメモ。


「ボス探しは簡単。だがすぐいなくなる。それが問題だ」

「もしこの状態が続けば彼らは滅びてしまう。憂えた一人のミニオンが立ち上がった。その名はケビン!」

「彼は洞窟を出る。世界を旅して戻らない。最凶最悪のボスを見つけるまで!」

「見て!"スカーレット・オーバーキル"!最高にクールな悪党!13の頃には悪の帝国を築いてた。私がミニオンなら彼女に仕えるわ!」

「はぁ…悪事をするって、たまらない」

「この小さなルビーを私から奪った人を雇う。簡単でしょ?」

「皆さん!私の新しい手下は…ミニオンズよ!」

「(エリザベス)女王の王冠を盗みにきたか?私を素通りはできんぞ。私は王冠の番人だ!」

「ニュースです。新しい王が戴冠!ボブという黄色い子が石に刺さった剣を抜いたため、伝説に従い王に即位!」

「よくも私の夢を奪ったね。英国を支配するって夢を」

「あいつが殺そうとした!戴冠式はおしまい。処刑タイムだ!捕まえろ!」

「英国は心から感謝します。ボブ、あなたは8時間聡明で気高い王でした。よってこの小さな王冠をテディベアのティムに」

「最後にケビン。あなたは英国のヒーローです。その勇気を称え、ナイトの称号を授けます。今後はサー・ケビンです。お手柄よ!」

「ケビンは誇らしかった。だが何かが足りない」

「あんな子ペンギンに私の王冠をやっていいの?ハーブ…もう終わりだわ…」

「こうしてミニオンズは新しいボスを見つけた。ズルくて邪悪な理想のボス、その名は──"怪盗グルー"」
ヒデ

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