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天才スピヴェットのtheocatsのレビュー・感想・評価

天才スピヴェット(2013年製作の映画)
2.0
ネタバレ
視覚的に目を奪われるも主題が分からず困惑

パッケージの説明文字が小さすぎてよく読まず視聴開始。
途中、てっきり実在した発明家の幼少時再現ドラマと勘違い。

アメリの監督らしいアニメ説明を多用した優しく楽しい演出と色彩の鮮やかさに目を引かれはしたが、テーマが何なのか全然つかめず困惑状態。
いきなりスミソニアン協会からの受賞連絡、この時に「実在した発明家の物語なのか」と勘違いすることになるが、それ程の発明をなしたという伏線あったかなと首をひねる。

そしてアメリカ西部から東部への長い列車旅行となるが、これが結構間延びして多少イラついてしまう。ここで我慢できず視聴速度をアップする。

列車を降りてからのヒッチハイクで運転手がデジタルカメラで撮影を見て「いつの時代の発明家なんだ?」とまたまた混乱。

協会での受賞スピーチから母親博士との再会、そしてカウボーイ父親登場のくだりを見ても全然わからない。何で母親が協会理事長を引っぱたき、父親がテレビMCをぶん殴ったのか???状態。

エンディング後に目を凝らして小文字のあらすじを読んで、死んだ弟のせいで空洞状態になった家族のきずなを取り戻すことがテーマだったようで、そういうことだったのかと。
フーッ・・・それでも全然納得はできていないが、もういいやという感じ。笑

パッケージにはジュネ監督の新境地にして最高傑作!!なんてあったけど、そう感じる人がいるならそれは素晴らしいことだと思う。

002010
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