思ってた話と全然違った…
5年目の結婚記念日に妻が失踪した。
夫婦仲は冷め切っていて、夫は離婚を切り出すつもりだった。
彼は無実を主張したが、だんだんと妻を殺害した夫になり、事件は過熱していく。
久しぶりにスッキリとしない映画でした。
どこかに反撃のチャンスがあるんじゃないかと思っていたけど、より苦しい状況に置かれていってどうにももどかしい。
全然関係ないかもしれないけど、ニックが飼い猫に「なんで外にいるんだ?」「ガラスを踏まないようにな」なんて声をかけたりする様がいかにも飼い猫を室外に出さないで大切に育てているかがわかる様ですごく好きでした。猫と一緒に鍵のかかった部屋に居る一瞬のシーンからは彼の心細さと猫に対する配慮が感じられて殺伐とした流れでありながら妙に好きなシーンです。