KUBO

まほろ駅前狂騒曲のKUBOのレビュー・感想・評価

まほろ駅前狂騒曲(2014年製作の映画)
3.6
前作から2年後の2人を描く劇場版2作目。
また単純にこの2人が見れるのがうれしい。

前作に出てきたキャラクターが続々再登板。

メインになるのが、前作でちょろっと出てきた行天の娘「ハル」。多田と行天がハルを預かることになって大騒ぎ!ってホームドラマ系に寄せるのかと思いきや、

前作でバス会社に不満を持ってたじいさんが事件を起こす! こっちも最初はドタバタかと思ってたら、しんちゃんのせいで大事件に発展し、

と、前作に比べて、バラエティ感に富んだ劇場版的大袈裟な作品にはなったが、実は2作目は行天が自らの親とのトラウマを乗り越えて自分の子供と向き合うお話。

毎回、大人になりきれない2人のゆる〜い日常が楽しい作品だけど、なかなか大人になると言えないようなストレートな言葉が胸を打ったりする。

「タバコちょーだい」は不器用なこいつらの挨拶。また見たいな〜。
KUBO

KUBO