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ミッキーのミニー救出大作戦のkanacoのレビュー・感想・評価

4.0
ディズニー制作、7分くらいのお手軽短編アニメーション。ミッキーマウス短編シリーズの125作目。てっきり古のクラシックミッキーかと思いましたが2013年制作なので比較的新しいのですかねぇ🤔

★★★★ストーリー★★★★
音楽隊を乗せた荷馬車に乗って楽しく移動していたミッキーマウスとミニーマウス。そこに自動車に乗ったピートが現れる。一目見てミニーを気に入ったピートがミニーを捕まえてしまい…。
★★★★★★★★★★★★★

音や映像も含め『蒸気船ウィリー』の時代を完全再現するようなモノクロの手書きアニメーションからスタートする本作。ストーリー展開によりスクリーンの外に放り出されたミッキーたちは3DCGのカラーアニメーションへ早変わり。

そこからはモノクロ⇔カラー、2D⇔3D、上⇔下⇔左⇔右、奥行き⇔間口などを往復しながら予測できないコミカルでハイテンポなアクションを重ねていきます。アニメーションの良さを存分に活かし、キャラクターたちが変幻自在、縦横無尽、破天荒に暴れまわります。

手書きアニメーションと3Dの技術が融合された視覚的にとても楽しいこのショートムービーは、ディズニー+の説明に〈アトラクションムービー〉と紹介されていました。「それは何だ…?🤔」と疑問でしたが見て納得。3Dメガネはないものの3Dパートは飛び出すかのような立体感と質感。ディズニーランドのアトラクション【フィルハーマジック】や【スターツアーズ】みたいな感じで上映されたらとっても面白そうな〈アトラクションムービー〉でした。

この短編のミッキーマウスの声はウォルト・ディズニーが演じているとのこと。アーカイブから声を抽出して使用しているらしいです。

再生しながら「ほう‥。これがかの有名なウォルト・ディズニーさんのお声ですか…😏✨」って感心しながら見ていたら、5分くらい経過したところで吹替えで鑑賞していたことに気がつきまし…★うっかりー🙃🙃🙃(もう1回みた)

ちなみにストーリーは、『蒸気船ウィリー』並みにシンプルかつミッキー軍の報復レベルが非道です(笑)煽り姿勢全振りのミッキーマウスとミニーマウスが笑える。『蒸気船ウィリー』ではミッキーの暴れ具合の影に隠れていたミニーちゃんも、本作ではお転婆というか容赦なくヤる女です🤣
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