Plastic Loveとタイトルにもなっているように、3人の女性の愛の形について触れた作品。
①自殺願望を抱える男性と惹かれ合う、過去に弟を亡くした経験を持つ女性。
②すでに亡くなっている同級生…
中川龍太郎監督、3作目。うーん、これは尺が長いせいもあってか、前作より更に入り組んでいる…結構理解が難しかったのと(私、顔が覚えられない性質で)、かなりヘビーさが増し増しになっていました。観終わった…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
久しぶりに改めて見返した。
しんどい。
めちゃくちゃしんどい。
メンタル死んでる時に観たら死ぬなこれ。
男と女、いや、人間と人間の分かり合えなさ、世界の無情さ。
嘔吐、排泄、自傷、性的搾取、諍い…
中川龍太郎監督作品巡りその3。中川監督の作品は一貫して、失うことで見える本当の自分みたいなことのように思える。
この作品、めちゃくちゃセリフが文学的というか詩的というか、リアリティのある会話ではな…
いつか映画館で見たい作品の一つ。これリアルタイムで劇場で見られた人にちょっと嫉妬。多分、相当数は限られているはず。
最近の監督作品はちょっと優しすぎる向きもあるので、これをリメイクしてほしい。ある…
園子温や石井岳龍は、初期作品で血生臭いバイオレンスを描いてきたけど、中川龍太郎は同じスピリットで言葉のバイオレンスをやってんだなと感じた。耳を塞ぎたくなるようなやりとりが洪水のように続く。これはもう…
>>続きを読むこれいまだに中川龍太郎とTOKYO NEW CINEMAの代表作でしょう。
中川龍太郎の個性がギュッと濃縮されつつむき出しになっている作品で、他の作品は本作の濃度を口当たりよく薄めた変奏曲にすぎない…
中川監督を好きになった後に追って観たけど、こんな作品も撮るんですね………とちょっとびっくり。
3人が直接的に交わるとかではなくて、展開もゆっくりで全体的に長いけど最後の方は虜になってしまった。改め…