あやの

プールサイド・デイズのあやののレビュー・感想・評価

プールサイド・デイズ(2013年製作の映画)
2.7
イケてない少年もしくは少女が自分なりに頑張って成長する話、どんだけ外国特にアメリカで作られるの?
と同時にどんだけ観たいの?ってくらい好き。ひたすら観てたい。
そんなに面白くなかったけど…。
でも今作も共通して言えるのは、主役は最後までがんばってる。応援したくなるポイントだと思う。

でも家族がこれってキツいなぁ。
人間としても未熟そうな幼稚な父親候補に、イケイケな家族のノリについて行けない息子。守ってやらなきゃなのにそのままにする母親が重罪だよこれ。
主役とか子供が不憫で誰でも腐るよ…。

サムロックウェルが子供っぽさもありつつ良い大人の役で、主役にとっても観客にとっても救い。
あとヒロイン可愛かったなぁ。

しかし最初のキャストにスティーブカレル、って出るのがなんか腹立った笑
スティーブカレルが嫌なんじゃなくて役柄が腹立ったので。

「The Way Way Back」って原題は後ろ向きの簡易シートのことで、大人は前の席でゆったりドライブを楽しんでるのに、子供はその簡易シートに後ろ向きに座らせてる、つまり大人の都合の風刺だ、っていう考察をみてなるほどーってなった。
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