このレビューはネタバレを含みます
14歳のダンカンは、離婚した母親パムと二人暮し。夏休み、母親の恋人・トレントと彼の娘と一緒に彼の海辺の別荘で過ごすことに。
冒頭、車のシーン。パムとトレントの娘は熟睡中。ダンカンはステーション・ワゴンの後部ラッゲージ・スペースに設けられた後ろ向きのシートに1人で座っている。家族に背を向けている様子から、溶け込めない様子がわかる。
トレントがダンカンにお前は3点の価値しかないとかモラハラ全開w ダンカンは根暗で無口で、見るからにトレントを恐れているし嫌っている。
新参者で地元民の乗りについて行けないパムとダンカン。パムはみんなと打ち解けるのに必死。そのこともダンカンは面白くない。ダンカンは浮いたまま、みんなと仲良くすることもなく、物置にあったチャリで町を彷徨う。
カフェでパックマンをしている中年男性オーウェンと出会う。ユニークな考え方で、ゲームを楽しんでいた。
その後、ダンカンはウォーターパークのウォーター・ウィズに行きつく。暇潰しにベンチに座ってぼーっとしていると、そこにオーウェンが働いていた。ぼっちのダンカンにオーウェンは、声をかけ、バイトに誘う。
オーウェンはすごく適当でいい加減そうだけど明るいし、いつしかダンカンも彼に心を開き始める。働きっぷりがあまりに不真面目なので気づかなかったけど、アルバイトを選ぶ権限があるんだから、責任者かな、多分w
ダンカンはバイト中に無理やり苦手なダンスを踊らされたり、園内で起きるトラブル処理をやらされたりして、次第にプールの人気者に。プールのバイト仲間やお客さんと楽しく過ごす仲間ができるにつれ、ダンカンは自分に自信を持って行動できるようになる。オーウェンのおかげでめちゃめちゃ成長します。最後の方、女の子にウィンクしてるしw
一方、パムはトレントの浮気に気づいていたが、穏便に済ませたいし、いがみ合いたくなかったから見て見ぬふりをしていた。トレントもパムのそういうとこ、わかってる下衆野郎。
そしてパーティーの最中にも浮気女といちゃつくトレント。とうとうダンカンは我慢の限界になり、みんなの前で・・・。
仲間&彼女も出来たダンカンの楽しい時間は急に終了。急な帰宅。耐えられなくなったパムが帰りたいと言い出したからだ。立ち寄ったガソリンスタンド。ウォーター・ウィズが見える。ダンカンは車から飛び出し、みんなの元へ。まだ別れの言葉も言えてない。
ダンカンとオーウェンのお別れのシーン。オーウェンが、プールで初めてパムとトレントにご対面。歳は離れているけど、ダンカンを理解してくれる男友達の出現。ダンカンの人気っぷりに驚きを隠せない2人w トレントに挨拶するオーウェン。評価3の彼の友人のオーウェンですw 無理矢理連れ出そうとするトレントとダンカンの間に入るオーウェン。いいシーンだ😊
帰路、パムは助手席から後部座席にいるダンカンの隣へ座る。2人は見つめ合い笑顔になる。再出発の予感😊