もの凄くタイトルで損している作品だと思う。
「チョコレートドーナッツ。」全く観る気にならない邦題。
社会的弱者が社会的弱者を救おうとする。
面白いところに焦点当てて見応えがあったが、好みの問題で観るのがキツかった。
LGBT物にはどうしても苦手意識があるのだ。
差別、偏見ではなく感情移入したり、気持ちを読み取るのが本当に苦手というかきつい。
自分はなってしまわないだろうか。そういう恐怖すら感じることもある。
LGBTとして生きることも素敵なことだと建前上はそう思っている。
しかし心のどこかで「あんな風にはなりたくない。」と思っている自分がいることも確か。
これは無意識の差別や偏見なのか。
少し自分にがっかりしてしまう。
この考えがなくならない限り私の心からはLGBTの方への見方は変わらないのだと思う。
もしかすると変える必要がないのかもしれない。そんな考えもある。