hana

チョコレートドーナツのhanaのレビュー・感想・評価

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)
4.5
私も精神ですが障害を持ってて、それを守ろうとする「家族」の形に胸が締め付けられます。その難しさもきちんと描かれていて、好印象でした。

裁判のシーンが色々と泣けてきます。敵?側の酷い言い様もまたリアルだし、ルディ側の痛切な叫びもまたリアル。愛してるんだなぁというのがひしひしと伝わってきます。

エンディングを迎えてから思い出したのは中盤のフィルムカメラみたいな、ホームビデオ?のシーン。走馬灯のようにフラッシュバックする。人が幸せで笑顔でいる事に、性別も社会的立場も血縁も関係ないんだなと思わせる作品。大きな愛を持った人に巡り会う事は、とっても幸せな事だと思いました。

エンディングを迎えてから、静かに涙が溢れてくる優しくも悲しい作品でした。家族って何なのだろうと悩んでる人にオススメしたいです。

マルコの幸せそうな笑顔が焼き付いて離れないですね。
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