『20世紀少年』シリーズ第1弾!
子供の頃に描いた世界征服の本”よげんの書”。その30年後、なぜかそのシナリオ通りに現実世界で次々と事件が起こってゆく……という設定がめちゃくちゃ面白い。しかもその世界征服の内容が細菌兵器や巨大ロボという荒唐無稽なものだからこそより唆られる。
ラストが終わったのか終わらなかったのかスッキリしない終わり方でしたが、三部作前提なので豆まき的な役割が強かったのかなと思います。
ただ、過去の回想シーンがやたら多いのに加えて、少年期の姿と現在の姿の対応が取りにくくて分かりづらかった。本題に入るまでが長い上にこういったシーンが続くため、前半は冗長に感じてしまった。
あと、死亡シーンのCGが合成感強くて安っぽいのが少し残念。流石にラーメンの湯気が煙みたいになってたのは笑った。あれなら別に合成しなくて良くない?
でも、巨大ロボの行進シーンは同じ作品とは思えないほどわりと良く出来てた!