【妻の仇をうつ復讐劇】76点
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監督:フリッツ・ラング
製作国:アメリカ
ジャンル:サスペンス
収録時間:90分
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フリッツ・ラングのサスペンス映画。妻を殺された主人公がタイトル通り、復讐に燃える話でして、中々見応えがありました。ラングは『メトロポリス』のイメージが強かったので、SF映画が得意なのかと思っていましたが、『M』といい今作といい、ノワール系映画も得意だということがわかりました。
元々警察という組織の一部にいた主人公ですが、あまりにも動きづらいため一度警察をやめて単独で動きます。確かに復讐とは私怨の塊でもあるため、組織の一員にいると動きづらい。何としても妻の仇をとるために、ギャングのボスの意中の相手に接近するなど攻めていきます。
ギャングのボスの嫉妬心が災いして、その女が主人公に協力的になっていきます。そりゃあ、熱々のコーヒーを顔面にかけられて黙っているわけにもいかない。主人公の復讐は果たして成功するのか。シンプルで見やすいフィルムノワール映画だと思います。
