フォロワーさんのおすすめで観た。
フィルム・ノワール、充分楽しめた。
題名からイメージする映画とはちょっと違うけど。
私はどうしても日活アクション映画を観てる感じがした。
#1416 2023年 446本目
1953年 アメリカ🇺🇸映画
監督:フリッツ・ラング
脚本:シドニー・ボーム
原作:ウィリアム・P・マッギヴァーン
製作:ロバート・アーサー
音楽:ミッシャ・バカライニコフ
撮影:チャールズ・ラング
巡査のトム・ダンカンが自殺した。
警部のデイブ(グレン・フォード)はトムの死因に疑いを持っていた。ある日ダンカンと不倫していたルーシーという女から、将来を約束していた事実を聞く。しかし、ルーシーはギャング一味に殺されてしまう。
デイブはその黒幕を追い続ける。
だが、デイブは署長からこの事件から手を引くように言われる。署長も怪しいと思っているデイブはそれを無視して捜査を進める。
そんなある日彼の妻ケイティが車で爆死してしまう。明らかに彼の身代わりになってしまったのだ。
デイブは辞表を叩きつけ、1人で捜査を進めていくのだが……
最初から、影のボスが登場するところが、少し古さを感じる。このあたりが、日活アクション映画を思い出させるのだ。
主人公のグレンフォードがお決まりのハットとコート姿で、なかなか渋い。ハードボイルドはこうでなくては。
ただ、決めすぎた髪、ポマードを塗りたくったまま、洗いもせずそのまま寝ているのが気になってしまう。💦
若き日のリー・マーヴィンが悪役で登場。往年の彼を知ってるだけに、なんだか青二歳と言いたくなるような悪役を演じている。
それなりに頑張ってはいるのだが。