スープ大臣

大脱出のスープ大臣のレビュー・感想・評価

大脱出(2013年製作の映画)
2.9
パッケージより、2体の青ダルマが脱出する話かとそうではなくよく見るとあのレジェンド二人だがシュワ様のほうは最初布施明様かと思い君は薔薇よりホニャラララAhかと思いきや薔薇なんて出てくるはずもなく、だが舞台は古びれた牢獄ではなく最新鋭のトヨタの展示場かと思うようなそれこそハイブリッドな牢獄。それと、主役二人の往年さの不一致が絶妙に良い方向に転がるでもなく悪い方に転がるでもなくワクワク感はなくひたすら核弾頭みたいなモブキャラと筋肉合戦でほとんど二人が殴られる描写が多く絵に途中から飽き飽きしてきて最後に脇キャラがメインで感動へというシーンというところでもそれまでその脇キャラが描かれてなかったため感動も薄々。その原因は核弾頭乱闘シーンの乱発でキャラを描くシーンが割りを食っているからだと思うがスタローンさんは殴られたあとの表情がなんともいえなくリアルで哀愁アリゲーターさながらのようでGOOD。今までにはない脱出ものだと思うしそれを目指したのかもしれないがトータルすると普通の面白さ。振り切れない感じ。動かないメトロノーム。あっそうだ、起き上がってこないダルマだ。