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ホドロフスキーのDUNEのTHINGのレビュー・感想・評価

ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)
4.5
元気なお爺ちゃんは可愛いね
って、ことで『ホドロフスキーのDUNE』を観ました。
どこも新品の在庫がなくてヤフオクで未開封品があったので定価より安く買えました。

「ホーリー・マウンテン」「エル・トポ」などでカルト的人気を誇る奇才アレハンドロ・ホドロフスキー監督が映画化に挑んだものの、実現に至らず失敗に終わった幻のSF大作「DUNE」。フランク・ハーバートの「デューン 砂の惑星」を原作に、皇帝役にサルバドール・ダリ、フェイド・ラウサにミック・ジャガー、ハルコンネン男爵にオーソン・ウェルズ、スタッフにメビウス、H・R・ギーガー、特殊効果にダン・オバノン 、音楽にピンク・フロイドら豪華スタッフ&キャストをそろえながらも、撮影前に頓挫した同作の驚きの企画内容や製作中止に追い込まれていった過程を、ホドロフスキー自身やプロデューサー、関係者へのインタビュー、膨大なデザイン画や資料などから明らかにしていくドキュメンタリー。って内容

ダン・オバノンは「エイリアン」にギーガーを起用したり頓挫したけど、のちの作品に影響を与えたことは間違いありません。

映画がポシャってからデビッド・リンチ版「デューン」を観たホドロフスキーが超笑顔で「これは大失敗だ!」と語る姿に大笑いしました。

映画のメイキング、舞台裏の話が大好きなんで非常に興味深い作品でした。
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