あやぱ

死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実のあやぱのレビュー・感想・評価

5.0
安楽死を望む患者に
死という選択を処方する

確かにその行為自体が
「医療行為」なのか「殺人」なのか
何度も法廷で議論され
悩み考えさせられる題材でした

死に対して抵抗し無抵抗な
人を殺す殺人と
今後の生き方を考え希望が
見出せなくて選択する死は
全然違うと思う
ジャック先生が言っていた
「患者の望む結果に医療行為としてのサービスを施しただけだ」
というセリフも考えさせられるな〜
医者として患者の尊厳を守っただけで
快楽殺人なわけじゃないもんね…

結局延命医療って医者や家族の
エゴになっているケースもあると思うし
生前葬があるなら、自分の死に方だって
自分で決めたい
生かす医療行為があるなら
死なせる医療行為があっても
私は全然いいのでは…と思ってしまう

勝手に産み落として育てられたのに
自分の意思で終わらせることが出来ないって
そっちの方が鬼畜だよ
あやぱ

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