・ずっと気になって、みたいと思ってた作品だったから見れて嬉しかった！
・けど、思ってた作風とはちょっと違った。もっと、ホテル内の煌びやかな日常と非日常を描いた作品だと思ってた。
・それにしても、ホテルが舞台の作品って、殺人事件が多い。相性がいいのは分かるけど、今回は相性とか無関係なのにやっぱり殺人事件で、またか〜とは思ってしまった。殺人そんなに興味ない。
・あと、脱獄ってほんとに嫌い。簡易的にハラハラさせられてる感じするし、似たり寄ったりの展開で、全く存在する必要を感じない。
・面白かったシーンはパッと出てこない。でもコメディ調のところはどこもちょっとずつ気に入った。大爆笑とかではないけど、映画の小洒落たアクセントになっている感じがする。
唯一笑ったのは、林檎の絵の代わりに掛け替えた絵がめっちゃ下品だったこと。
・タイトルとか、お菓子の箱とか、鍵とか、そういう細かいところがすごく可愛かった。物語も入れ子状になってるし、とにかく洒落ている。
・でも最後の方の台詞はあんまり理解出来なかった。アガサのためにホテルを残したとか、幻云々とか。重要なことを言ってるんだろうとは思ったけど一回じゃどういうことか、なんでなのかよく分からなかった。
・好きなシーンだと殺し屋が死ぬシーンは緩急ついてて良かった。黙祷のくだりも。
・すごい好きなタイプの映画ってわけじゃないんだけど、時間を無駄にしたとは思わないくらいにはいい映画だった。
