☆再鑑賞☆
シリーズ3作目！シリーズ5作の中で1番好き！やはりラスボスが魅力的な映画は盛り上がる。圧倒的に邪悪なのにどこか悲しみも秘めている志々雄真実が本当に魅力たっぷりで最高。「顔隠してるなら藤原竜也じゃなくてもいいじゃん」とか思ってたけど全くそんなことはなかった。
そして「お前が出れば全て解決じゃねえか！」と突っ込みたくなるほど強い剣心の師匠、比古清十郎が痺れるほどカッコいい。佐藤健という日本屈指のイケメン俳優に上からものを言う役にはベテランイケメン俳優なうえに身長も高い福山雅治をおいて他にいなかっただろう。
ラストに繰り広げられる１VS４の壮絶なバトルは日本映画史に残る屈指の名場面。必殺技を携えて最終決戦に臨む剣心（佐藤健）、どさくさに紛れて牙突を披露する斉藤一（江口洋介）、どんな状況でも拳で闘う左之助（青木崇高）、瞬時に状況を把握して飛び入り参戦する物分かりのいい蒼紫（伊勢谷友介）、身も心も燃え尽き壮絶な最期を迎える悲しき悪のカリスマ志々雄真実…。このバトルにこのシリーズの魅力が全て詰まっていたと思う。最強の主人公でも倒せない相手を仲間と協力して倒すのは王道展開ではあるけど最高に盛り上がる。
このシリーズは日本版『スター・ウォーズ』と言ってもいいくらいキャラクターの魅力や世界観の広がりがある傑作シリーズだと思う。日本映画からこれほどクオリティの高いアクション巨篇ができたことが実に誇らしい！やはり日本映画は下手に銃撃戦やSFに手を出さず濃厚な時代劇で勝負するべきだと確信しました👏✨
