山形から上京し、赤い屋根の小さいおうちで女中として働いていたタキが胸に秘めていたお話。
『家政婦は見た!』的なドタバタな話かなと思いきや、全然違う…。
昭和初期と現代を結ぶ『永遠の0』のような構成。タキが女中として過ごした日々と、次第に戦争に向かっていく日本の姿が淡々と描かれていました。
黒木華さん演じる女中のタキちゃん。健気でかわいかったな。本当にはまり役。
晩年を演じたのは倍賞千恵子さんってのがまた良い。語りが落ち着く。
最後のタキちゃんの行動は色んな解釈が出来る🥲
136分と長いので躊躇していたけど、古き良き昭和の生活が垣間見られる物語に飽きずに鑑賞できました。