ジャド・アバトーはこれまでにない意欲的なコメディを次々送り出しているが、今回の作品のようなスピンオフの企画となるといまいち勢いがない。
「伝説のロックスター再生計画」もそうだったが、あくまで脇でいたから目立つ存在なのだ。
それを主役にするということは、ただ可笑しいだけのキャラでは駄目ということだから。
もちろんポール・ラッドとレスリー・マン主演の二人は体を張っているが、どうにも小ネタが多くて話の筋がはっきりしないのもマイナス点。
あとこの手のコメディ作品で2時間越えというのは流石にだれてしまう。