駄作。労働争議に労使双方が暴力装置を用いた時代のアメリカのマフィア(というほど組織の臭いを感じさせない。ごろつき一家くらい?)の三兄弟が登場人物。
無鉄砲な三男が殺され、三日間にわたって行われる葬儀が舞台であり、タイトルとなっている。
父から報復する相手に対し、情けをかけず容赦なく殺せと教育されてきた長男と、頭に血が昇りやすいだけかと思ったら、周囲から病院に行けとまで言われている二男が、犯人を見つけ、復讐するまで、といったら陳腐な説明だが、そんな程度。
落ちも中盤でわかってしまったくらいに、人間が浅く描かれている。
クリストファー・ウォーケン、クリス・ペン、若き日のデル・トロだったりと、役者がそろっているのに、何で?