「42」という数字、日本では不吉な数字と言われがちだけどアメリカでは偉大なるメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが付けた背番号ということで永久欠番となっている。
そんなジャッキー・ロビンソンの実話ベースの話。
ジャッキー・ロビンソンは黒人で初めてメジャーリーガーとなった選手。当時は人種差別もまだまだ色濃い時代で、当然ながらこの人物も相当な迫害を受ける。
黒人というだけで店に入れてもらえない、ホテルに泊まれない、シャワーもみんなと一緒に浴びれない。
白人選手達からチームを追い出されそうになる、試合に出ても人種差別のブーイングの嵐、誤審に妨害等それは酷い仕打ちを受ける。
しかしそんな逆境に負けず結果でチームに貢献。徐々に信頼を獲得していく姿は純粋に勇気づけられる。
今でこそ様々な人種や考え方・生き方の人に寛容になった世の中であるが、この時代の事を考えると並々ならぬ努力と強い精神力で耐えたんだろうなと。
今や日本人メジャーリーガーも多数活躍してるけど、最初に切り開いた人（野茂とかサッカーだと中田、バスケだと田臥とか）はやっぱり偉大。そんな映画です。
