Lipthinks

タイニー・ファニチャーのLipthinksのレビュー・感想・評価

タイニー・ファニチャー(2010年製作の映画)
1.7
大学を卒業したものの、就職しなかったオーラが実家に戻って過ごす話。

オーラ自身の魅力があまりにも感じられない。だらしないし、友人とのルームシェア話も不安になって入居日の前日に電話だけで断りの連絡を入れようとしたり不誠実。仕事もすぐに辞めてしまうし、おまけに性的にも緩いところがあって。

才能のある母や妹に劣等感を覚えながらも、努力をせずにダラダラと過ごすみたいなのは10代もしくは学生時代ならともかく、自分で自分の食い扶持を稼げる十分な年齢になってからやられるとハードルが高いな。
しかも本当にダラダラとしているだけで、ビジュアルが冴えないから画面映えするこどないし。

リアルな感じは伝わってきたけれど、何を描きたいのか読み取れなかったのと、魅力を感じる要素が少なすぎた。
Lipthinks

Lipthinks