HBOドラマ『GIRLS/ガールズ』のレナ・ダナムの長編映画デビュー作品。
『GIRLS』観たいけど、今は有料配信レンタルしかないのかな？
ということで、まずは映画のコチラを鑑賞。
大学を出たけれど職なし、卒業前に彼氏と別れて恋人なし。
実家に戻ったものの、母は成功したアーティストだし、妹の方が優秀だし、肩身が狭い… な主人公の憂鬱な日常を描くストーリー。
私自身の個人的な経験では、大学時代がいわゆるモラトリアム期で、自身のことにモヤモヤ。卒業して働き始めてからは仕事の目まぐるしい忙しさでそれどころじゃなかった。
今作の主人公オーラは、そんなモラトリアム期を脱するチャンスを逃して戻りたくない実家に戻らざるを得ず、ずーっとモヤモヤが続くような残念さ。
10代の主人公なら「こじらせ女子」みたいなワードで、ポップであるある（＆そこも含めてカワイイ）な感じで括られるんだろうけど、もはや20代なのがツライ。
周りが優秀でキツさがさらに上乗せ。
鑑賞後に調べたら、母親役も妹役も実の家族、親友役も実際の親友、撮影場所も当時の実家なのね…
自伝的かつ自虐的なストーリー、若干23〜24歳にして客観的な視点でコレを作っているのがすごいわ。
今作観たらますます『GIRLS』を観たくなった。
