“1981年夏、８歳の時に僕は…。”

8歳の頃野球クラブのコーチに性的虐待を受けた二人の少年。ニール（ジョセフ・ゴードン・レヴィット）はそれを愛と勘違いして売春行為に明け暮れ、ブライアン（ブラディ・コーベット）はその現実を受け入れられずその時の記憶を宇宙人に拐われたと思い込んでいた。その二人が10年後に再会する…。

留学時代の映画の授業で現代映画史として取り上げられたこの映画の衝撃を忘れることが出来ず、ずっともう一度観たいと思っていて、ついに（クソ高い）Blu-rayを買ってしまった。そして5年振りに観て改めて衝撃を受けた。

映画のテーマはかなり重めなのに、カラフルなシリアルが降り注いだり、UFOが見えたりというファンタジーな演出によって、映画全体がどこか非現実であるかのよう。物悲しさの中に垣間見える親友や母親の温かさが染みる。ジョセフ・ゴードン・レヴィットの体を張った迫真の演技と90年代の寂れた背景が融合した言葉にできない美しさに唖然としてしまう。

内容が内容だから、相当映画が好きな人にしかオススメはできないんだけど、個人的にこの現実と非現実の狭間みたいでノスタルジックな雰囲気が大好きなんだよな…。

• #NY(USA)
• #LGBT映画録

邦題：ミステリアス・スキン
原題：Mysterious Skin
制作年：2005年
監督：グレッグ・アラキ
キャスト：ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、ブラディ・コーベッド
上映時間：105分
鑑賞方法：MUBI
メモ：
以前から気になっていたものの、日本版ブルーレイがすでに廃盤となってしまっている本作が海外のサブスク「MUBI」にて配信されているということを知り英語字幕で鑑賞。レヴィットの出世作と名高い作品に関わらず日本での知名度が異様に低いのが謎なほど素晴らしい作品だった。

小学生の夏に同じ野球チームに所属していた2人の少年がコーチから性的虐待を受け1人は男娼に、もう1人は虐待の記憶がエイリアンとの遭遇へと起き変わり大人になる。

直接的に子供が性的虐待を受けているようなシーンはないが、大人になったシーンでは性的なシーンも多く、痛々しいシーンもあるのでそのような描写が苦手な人には厳しい映画かもしれない。

しかし痛ましくも美しい物語は完璧な流れで描かれるためここ最近で一番、緊張感を持って鑑賞したかもしれない。

こういう芸術的な映画に対しての感想をうまく書けないのが本当にもどかしいので気になる人は是非観てほしい。日本語字幕はないけど、高校レベルの英単語で十分理解できると思う。

ブルーレイが廃番じゃなかったらコレクションに加えたい一本。

• #りょうすけ2022

✨🎄🔞クリスマス映画🧸☃️✨
⚠️LGBT嫌悪派の方はNG💦
BUT…本作は🏳️‍🌈LGBT作品に分類して良いのか困りまつ!!!!📢(ﾟДﾟ*🌈✨少年期に共通の『ココロの闇⚾️』を負った２人👦🏻(📼🎧)&👦🏼(👽🛸)が10年後に邂逅する…痛くてツライ青春モノ🎬✨乱暴な性描写もあり〼

なかなかハードな内容なぬで📽劇場公開ヌルーどころか国内でレンタルすらされていまTENGA⤵️もし鑑賞されたら間違いなく『忘れられない作品』になるハズ(色々な意味で✨

🏳️‍🌈特典DVD(105分)観たさに’17年版【10周年記念】BD+DVD２枚組💿円盤を購入(ノ∀｀)…💸✨

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