マリンの神風

おしんのマリンの神風のレビュー・感想・評価

おしん(2013年製作の映画)
3.5
ご飯は残り物・遊ぶ事も出来ず雑巾掛け・銭泥棒扱いされる7歳のおしん、耐えて生きる姿を濱田ここねが立派に演じている。
子を捨て命を絶とうとする母親役の上戸彩・撃たれ死ぬ真島真之介、戦時中ながらその無情さに雪景色も寒々と感じる。反動からか、父親役の短髪吾郎ちゃんに笑ってしまった。

橋田壽賀子さん脚本・クニ役泉ピン子の強力タッグ、ガッツ石松は1983年の朝ドラ版も出演etc.
朝ドラはドラマ最高視聴率の平均52.6%・最高62.9%、母役のピン子・父役の伊東四朗と年齢差もありハードルが高かったか。

クニのおしんへの優しさが心に染みる、渡る世間に鬼はない。