さわ

なくもんかのさわのネタバレレビュー・内容・結末

なくもんか(2009年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

引き込まれるイントロ、一筋縄ではいかない感じ、すご〜く良かった。

いつでも心から笑っていて無条件で人に優しい人なんているのか?いるなら必ず近くに竹内結子と商店街はあってくれ〜とか思っていたがやっぱりそんな人はいない!山ちゃんも、みんなも頑張って優しく良い人であろうとしてるんだ、そりゃそうだ。

ひどい父親に謝らせて状況を前に進めようとする祐介と、謝って歩み寄ろうとするなんて許さない山ちゃんの対比で、あれ、山ちゃんの方がかなり深く傷ついてるのかと気づかせてから少しずつ山ちゃんの人間味が出てきた。それでもまだまだ良い人でお人好しで、そうなろうとし続けた結果本当になってしまったんだと思うとすごくてちょっと悲しい。

「好きでやってんだよ!」、溜めに溜めて大丈夫か…こんなに助走つけて…と思ったけどキメすぎなくて山ちゃんらしい回答だと思えて好きだった。
さわ

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