邊見猛

スノーピアサーの邊見猛のネタバレレビュー・内容・結末

スノーピアサー(2013年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

 みどころ1⃣︰『パラサイト 半地下の家族【令和2年7月22日において,BDとDVD発売記念】』でアジア映画で初めてのアカデミー賞作品賞,カンヌ国際映画祭・パルムドールほか世界中の映画賞を総嘗め,ポン・ジュノ監督がハリウッドに進出した作品❢❢。氷河期に突入した地球で,❝究極の永久機関❞である列車の内部で暮らす乘客達だけが人類の全てだった❢❢。貧困層と富裕層が分け隔てられて切り離され,超過酷すぎる特権階級社会となっていた≒レイヤー・ケーキとなっていた列車の内部で,平等な社会を取り戻そうと藻掻く貧困層の男性❢❢。そしてその日日は,❶起こるべくして起こった&❷突然的にやって來た&❸突発的にやって來た&❹必然的にやって來た❢❢。これから起こり得るかもしれない戰慄の近未來そのものを,壯大なスケールで描き出したSFアクション・超大作❢❢。❶奔走する方舟号に取り殘された,人類の壯絶な生き殘りを賭けたサバイバル生活❢❢。❷疾走する方舟号に取り殘された,人類の壯絶な生き殘りを賭けたサバイバル生活❢❢。❸趨る方舟に取り殘された,人類の壯絶な生き殘りを賭けたサバイバル生活❢❢。『アベンジャーズ』のキャプテン・アメリカを演じたクリス・ヱヴァンス,ティルダ・スウィントン,ジェイミー・ベル,ヱド・ハリス,ジョン・ハート『パラサイト 半地下の家族』のソン・ガンホなどの錚々たる豪華俳優陣などが,❝スノー・ピアサー❞に集結する❢❢。
 あらすじ1⃣︰舞台背景は&時代背景は,平成26年7月1日&2014年7月1日❢❢。❝地球の溫暖化❞を食い止めるため人工冷却物質である化学藥品,❝CW−7❞が大氣圏の内部に散布され始め&撒かれ始め,そのフォール・アウトで≒その影響で氣溫が一氣に急降下,地球は新たな氷河期ヘと突入する❢❢。やがてすべて,生きとし生ける物のほとんどが死に絶え&絶滅して17年以上が経過した令和13年&2031年,年老いた鐵道王である,ウィルフォード【ヱド・ハリス&CV︰菅生隆之】が企画した列車である&製作総指揮した列車である&プロデュースした列車,❝スノー・ピアサー【雪の方舟】❞の内部で生活する乘客達だけが,人類のすべてとなっていた❢❢。その列車は❝究極の永久機関❞のヱンジンを最初から積んでおり&初っ端から積んでおり,1度も止まることなく1年かけて地球1周する,まさに奔走るノアの方舟&まさに疾走るノアの方舟❢❢。列車の内部では貧困層が『後方車両』,金持ちの富裕層が『前方車両』へと分け隔てられながら切り離されて,超過酷な特権階級社会を生み出していた&カースト制度を生み出していた&士農工商を生み出していた&身分制度を生み出していた❢❢。最後尾の車両の住民である,カーティス【クリス・ヱヴァンス&CV︰土田大】と仲間である,ヱドガー【ジェイミー・ベル】は,悲慘な現狀を打ち破って&打破して平等な社会を取り戻そうと,革命の日日を虎視眈々と狙っていた&虎視眈々と窺っていた❢❢。そして前方車両ヘのゲートが&そして前方車両ヘのトビラが開かれたその瞬間,先頭車両を目指して突き進むのだが&先頭車両を目指して突っ切るのだが…………。
邊見猛

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