takanoひねもすのたり

レプリカのtakanoひねもすのたりのレビュー・感想・評価

レプリカ(2012年製作の映画)
2.9
家宅侵入脅され系の話。

娘を事故で失い夫婦関係もギクシャクの中、別荘へやってきたヒューズ一家。
そこへ隣りに住むというサカウスキー一家がやってくる。
渋々彼等をディナーに招いたが、それが悪夢の始まり。

サカウスキー一家の面子は旦那、嫁、息子。
旦那の距離感がまずおかしい。
いけ図々しい旦那の言動で不快感がずっと続く。質問や挙動が無神経、空気読め!と言いたくなる不愉快さ。

プライベートなことを根掘り葉掘り聞かれたら警戒して次からは付き合いを避け…そんな時間を与えずサカウスキー一家が突然襲撃してくる。

展開が早い 笑

ひとんちの夫婦のセックスをサカウスキー一家が全員(妻、息子も)観察するってのは、なかなかのキチっぷり。
ニヤニヤ笑いしていた息子がかなりキモい。

しかしヒューズ家の父ちゃんに、もっとガッツが欲しかったところ。
何度かチャンスあったじゃん、思いっきりブン殴れ、今だ撃て…ってのを学習しての最後の乱闘に至ったのは分かるけど、もうちょっと怒ってもいいと思う、少なくとも奥さんは「殺してやる!」って啖呵切ってたのと同等くらいにはキレていい。寧ろキレろ。

ファニーゲームよりは胸糞度は低め。
最後もハッピーエンドといえる。