そっか、ジェームズ・ハントとニキ・ラウダは1970年代、ライバルだったんだ。陽気で直感的なハント、冷静で理論派のラウダ。性格もドライビングも正反対。レースシーンも多く、きっちり二人の走りを見せてくれる。
76年の優勝争いは3ポイント差で最終戦までもつれ込む。大事故に遭ったラウダは奇跡の復帰をしていたが、最終戦は因縁の雨。これがフィクションじゃなく事実というドラマチックさ。しかも日本グランプリ！
ホンダ参戦でF1を見始めた頃、ニキ・ラウダはまだ現役だった。マクラーレンが採用し主流になるカーボンモノコックは、軽くて頑丈で死亡事故が激減する。「毎年2人が事故で死亡する」そう言ってたラウダの最後のチームがマクラーレンというのも不思議な縁。（セナには触れないでおく…）
