ドーンはオットと4人の子供たちに囲まれ幸せだった。
しかし夫ピーターの突然の死。
悲しみに暮れる日々。
家の側に大きな木がある。
その木に子供たち、そしてドーンもピーターの存在を感じる。
シモーンのパパに対する愛情は特別深く木に宿る父親の存在に癒される姿がいじらしい。
ジョージとドーンの関係をシモーンは察し、頑なにジョージを受け入れる事はしない。
仕方ないんだろうなぁ。
シモーンにはパパが側に常にいるから。
ドーンがジョージに惹かれていく。
そうするとその木の枯れ木がドーンの寝室を打ち抜いてしまう。
ここ、どう受け止めればいいのか。
ピーターのヤキモチ？
子供に留守番させて少しはめを外したから？
ドーンも心を許せる人が必要だった。
幼いシモーンにはまだ理解できない。
難しいところだ。
シモーンがジョージに親のことを話すシーンで母親はイギリス人、父親はフランス人と話す。シャルロットの実際の親の事だ。
シャルロットの体型がジェーン・バーキン・バーキンに瓜二つだ。
特別感動という映画ではないけれど、ドーンの心の揺れや夫への切ない想いが伝わる。
そして子供たちがとても可愛い。
