このレビューはネタバレを含みます
生みの親に翻弄されまくりながらも、健気でスレないメイジーが、オナタ・アプリールちゃんの演技と相まって、とてもいじらしく魅力的でした。
"産みの親より育ての親"所の話ではありません。父母どちらも結局は自分が一番大切、セルフィッシュ過ぎ!です。
父母と対照的に置かれ、メイジーの気持ちや意思、そして共に過ごす時間を大切にしてくれる優しいマーゴとリンカーン、出来ることなら3人で末永く幸せになって欲しいですね。
どうか、海辺の家がずっとずっと売れませんように。
以下諸々、、、
・メイジー"と"話をしながら料理を作ってあげるリンカーン、外食に連れて行きメイジー"に"話をする父親の、根本的な目線の高さのコントラストが良いですね。
・優しいリンカーンにどんどん懐き、学校の中まで送ってとおねだりして、皆に紹介するメイジーがとっても愛らしいです。
・アレルギーがあると嘘をついて花を隠そうとするデイジーと、押し花にしようと言って一緒につくるマーゴが素敵です。
・都会の洗練されたマンションと海辺の家のコントラストもまた、良い感じでした。