Nana

ハーヴェイ・ミルクのNanaのレビュー・感想・評価

ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)
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ショーン・ペンのミルクが見たかったのですが、配信が無いのでドキュメンタリーを見ました。
サンフランシスコの政治家でLGBTやマイノリティの権利のために尽くしたハーヴェイミルク氏の生涯と、彼の死後の話が半々くらい。

ハーヴェイミルクはサンフランシスコ市長と一緒に殺害されたものの、ゲイだったことから、白人で中流階級以上でノンケの犯人に同情が集まり、犯人はわずか数年で刑期を終えて出所しました。
Wikiによると、やはり反発が多くてその後自殺したようですが、マイノリティに対する歪んだ価値観にショックを受けました。

ゲイの政治家がいたら、今まで自分を偽っていた人がカミングアウトしやすくなると言って、世界を変えようとしていたハーヴェイミルク。
彼が生きていたら、どのように社会が変わったんだろう。
でも彼が凶弾に倒れたことで、伝説化して余計に彼の思いが人々に広まったのかも。

ドキュメンタリーとしては彼の生前の活動より、死後や関係者の話が強調されていて、少し物足りなさを感じました。
やっぱりショーン・ペンの映画をTSUTAYAで探すしかないか…
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