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吸血怪獣 チュパカブラのYSKのレビュー・感想・評価

吸血怪獣 チュパカブラ(2011年製作の映画)
2.9
最近ハマりつつある『デス・マングローブ』のアラガォン監督作品
ブラジル奥地の村を未確認生物チュパカブラが襲う…というお話

ただし、残念なことにこのチュパカブラちゃんがなかなか出てきてくれません
お話の大半は主人公の実家でもある〇〇一家と、それと敵対している××一家が、腐ったヤギ肉をきっかけに起きた抗争です
外交とかそういったことは一切なく、集団でやってきてひたすら相手をボコボコにしていくだけ、そしてこの抗争がどういうわけかやたらに力がはいっておりゴア描写も結構強め
一応このトラブルの元になった出来事や血で血を洗う抗争の歴史が描かれたりするわけですが、別にお前らのケンカに用はないんだわ!

そちらを克明に描き記したせいかチュパカブラちゃんがなかなか出てこないばかりか、人食いおっさんが突如現れ人を食った挙句あっさり殺されるなんていうシーンまでありこちらは混乱するばかり

いちおう最後に申し訳程度には出てくるものの、こっちはお前が見たかったんだよ!!!!!
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