好き勝手なてそ

ポゼッションの好き勝手なてそのレビュー・感想・評価

ポゼッション(2012年製作の映画)
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内容を忘れかけていたので久々に鑑賞。
主人公クライドは離婚して2人の娘たちを新居に誘う。次女エミリーは、近くのガレージセールで見つけた不思議な箱に魅了され、家へ持ち帰りそれを開けてしまうーーーという話。
箱を介して呪い取り憑かれてしまい、お祓いをしようとするエクソシスト系の作品。

こういうオカルト系の割にはジャンプスケア少なめだと思った。
取り憑きに身体が順応できてなそうな、目や顔の形がぐわぁ〜って変わっていくシーンがむちゃくちゃ良くて、あそこだけもっと色々な人で見たかったw

クライド役はジェフリー・ディーン・モーガン。
クライドは、離婚はしたものの娘たちには愛され、仕事も昇進を控え、立派な家も買い不自由なさそうに見えるが、次第に箱の呪いにより娘たちからの信頼を失っていく。
それでもひたむきに向き合い諦めない父親を演じており素敵だった。

お祓いのために現れるツァドクを演じるのはマティスヤフ。
霊の名前を呼びながら呪文を読み上げる動きが、何かに似てるなぁ〜と思ったらDJ松永だなぁと気づいてから楽しくなってしまったのだが、
マティスヤフについて調べたら彼もレゲエシンガー・ラッパー・ビートボクサーのようなのであながち間違ってなくてビート感じてた可能性があると思うとさらに面白かった。(最初音楽聴いてたしなぁ)

エミリー役のナターシャ・カリスは、取り憑かれキャラおなじみの顔立ちというか…なんとなくオカルト流行顔ってありますよね?
後半の悪魔覚醒してからのオーラとか演技がふりきっててよかったですねぇ〜。

ゴミ清掃所でのエミリーのシーンとか、結構構図とか色使いもおしゃれなところあったし、映画全体のまとまりも良かったので久々に見たら案外見応えあってよかった。
また時間空いたら見返そう。