・あらすじ
生きることの美しさへの渇望に突き動かされる主人公オスカーが、富豪の銀行家、殺人者、物乞いの女、怪物など、年齢も立場も違う11人の人格を演じながら、白いリムジンでパリを移動し、依頼主からの指示を遂行していく…。
かなり難解ですが、面白かったです!
レオス=カラックス監督の作品はこれが初めてでしたが、こんな作風なんですね。
ストーリー的には、おっさんがいろんな人を演じる1日を描いた作品なんですが、解説サイト的なやつを参照すると、"カラックスの映画人生の概観"という風に書かれていて、なお分かんなくなりました。
一旦それを当てに考えてみると、
HOLY(神聖な) MOTORS(動きを与えるもの)→生きること?
これを撮影するのが映画であり、私の人生だ、という自己紹介なのかも知れません。本人も出演していることですし。
こういった作品を観たことがなかったので、自分の眼には異色の映画に映りましたが、噛んでいくとなかなか味のある作品でした!
気になった方は是非✅